2025年6月15日(日)
埼玉県立近代美術館で「MOMASコレクション 2025.6.7 – 8.31」と「県展」を観ました。
MOMASは Museum of Modern Art, Saitama=埼玉県立近代美術館の略です。一般的にはあまり浸透してないかも。でも埼玉県立近代美術館という館名、ちょっと長すぎるので略称があると良いですよね。
つまり企画展じゃない方の、コレクション展(常設展ともいう)を観てきたんです。
銅版画家の山本容子さんがフィーチャーされていました。
山本容子さんの絵は好きで、ポストカードをこの美術館のショップでよく買います。綺麗でおしゃれだし、ユーモアがあって良いんですよ。あと、鉄道博物館に大きなステンドグラスがありまして、それも山本容子さんのデザインです。すごく素敵です。
今回の展覧会には、初期の作品が出ていました。モノトーンのものが多いです。
2つの連作「CAPOTE SUITE」と「JOURNEY」が気に入りました。
「CAPOTE SUITE」はトルーマン・カポーティの小説を題材にしています。小説とセットで観たら良さそうだけど、本が出ている? さがしてみよう。
「JOURNEY」は人とか車とかが、反復してる。面白いです。もっと初期にはもっとシンプルなカミソリの刃やアスパラガスなんかが反復してました。
アンディ・ウォーホルの肖像画も面白かった。犬を歩かせていて(ドッグショー?)、画面の端っこに鼻がありました(なんで?😆)。ショップにこの絵のポストカードがあったので買いました。犬可愛い。
山本容子以外では、上村次敏『サン・マルコ広場』が良かったです。初めて観ました。空から見た景色が濃密に描きこまれていて、観ているとクラクラします。
あとは、草間彌生のスーツケースと脚立がかっこよかったです。スーツケースと脚立がかっこよいって、意味不明かもしれませんけど、観たらわかるさー。
「県展」が同時開催中でした。正式名は「第73回埼玉県美術展覧会」です。
毎年のように観に来ていますが、いつも観すぎてクタクタになってしまいます。無料だから何度も来れば良いのにね。
応募作品2,780点から選ばれた1,464作品+招待作品等334点が展示されていました。すごい量です。こんなにいっぱい展示する県展って、他にあるんでしょうか。
部門は日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6つです。
この日は工芸に特に注目してみました。工芸といっても色々あります。陶芸、織物、人形、木工、刺し子など。
人形は見どころが多いです。顔を形作り化粧を施し髪を植えて結い着物を着せて道具を持たせ…と、いろんな技が結集しています。それぞれその一体ならではの雰囲気をまとっています。
器はどうしても使う側目線で見てしまいますね。「これが家にあったら何を容れようか」なんて。
ほかの分野も一通り観ました。大量なのでざっと見るだけでも大変です。
好きなのも、ちょっとわからない…😅と思うのもありましたが、力のこもった作品たちに圧倒されました。
「書」だけは私には難しいです。読める書体のものは上手い!ってわかるんですけど、読めない字はどう味わえばいいのか?いつか鑑賞眼が持てるでしょうか。

