2025年8月11日(山の日)
「つくるよろこび 生きるためのDIY」展を観ました。
まず、若木くるみさんの作品がめっちゃ面白いです。身の回りのものとかパッケージとか雑誌とか…、いろんなものを使って版画を作っています。アニメもありました。すごいセンスです。ハンコ好きは見たほうが良いです。初めて知りましたけど面白い作家なので、今後も要注目です。



つぎにがらりと変わって
瀬尾夏美さん。震災や戦争体験の聞き取りをして、それを元に制作をしています。美術と文学でもあり、貴重な記録でもあります。二重のまちという言葉が印象的でした。「やまのおおじゃくぬけ」の人形も展示されていました。
人形劇「やまのおおじゃくぬけ | Komori Haruka + Seo Natsumi
野口健吾さんは路上生活者と彼らの家(”庵”と呼んでいる)を撮っている写真家です。家といってもテントのような簡易的なものですが。丸い屋根の家(小さな畑も付いている)には家主の美的センスを感じました。川を背景にした写真は美しいと思いました。野口さんの撮る庵の住人たちには仙人みたいな雰囲気があります。真似はできないけどこういう人生もあるのか、と思いました。庵主が綴った手記も読みました。
そのあとエスカレーターで下の展示室に降りていきます。
ダンヒル&オブライエンの作品、一番抽象的で難しかったです。なんか大掛かりな装置で…白い塊があったり… 解説があればわかるかな?
部屋の中でビデオがかかっていて、それを見たら分かるかな?と思って見ましたが、それもキツネにつままれた気分になる映像作品でした🤣面白かったですけどね。彫刻の台座がどうとかという話でした。

久村卓さんの作品は、シャツのロゴマーク周りに刺繍がしてあって、それが額縁に入れられていて、スタンド式のハンガー?に着せられていて、台に乗せられている、というものでした。ブランドロゴの生かし方が面白いです。工事現場のバリケードと組み合わせたベンチもありました。小さな額縁に「壁に絵がかかっている景色」の刺繍の絵が入れられ、それが壁に掛けられている、というのもありました。じつはこれは壁の向こうに回ってみると仕掛けがわかるのだと、後で知りました。教えてほしかった😂
一番心惹かれたのはこれ↓

ここで織物のイベントが開かれるそうです。楽しそう!残念ながらこの日の開催は無かったです。
最後の展示室は2組の建築家・伊藤聡宏設計考作所、スタジオメガネ建築設計事務所によるDIYステーションになっていました。柱や木材の多い空間でした。
私も箱の中に手を突っ込んで中身を触ってみたり、11歳の時のことを思い出して書いたりしました。アンケートも答えました。「今までで一番怒ったことは?」「一番嬉しかったことは?」の答えは、とっさに思いつきませんでした。11歳の頃のことは帰ってからもずっと考えてしまいました。なんで”11歳”だったんだっけ。
これもやりました↓

最後にちょっとDIYできて、楽しかったです!
この展覧会、10月8日までやってるので、ぜひ行ってみて下さい! じっくり読みたくなるものも多いので、時間をたっぷり目にとると良いかと。織物バーなどのイベントに合わせて行けるとなお良さそうです。
同じ館内でやっていた公募展、
「おもしろい書展」by わよう書道会 も観てきました。
本当におもしろかったです。



「生きるためのDIY」展も、「おもしろい書展」も、なんか作ってみたい欲を刺激される展覧会でした。
この日の上野は雨が降ったり止んだりしていました。

