11/15(土) 「
レッドクリフ」見てきました。
三国志知らないし上映時間長いし、どうかなーと思ってたけど、だいじょうぶ。面白かったです。
はじめこそ登場人物が見分けられず混乱しましたが、たびたび現れる人物名の字幕に助けられました。
いつもなら戦闘シーンが多いと飽きてしまう私ですが、さすが
ジョン・ウーさん、さまざまなバリエーションで魅せてくれました。工夫してますよね。
亀の甲羅型の陣形、楯をピカピカさせる作戦、面白いなー。
ものすごい人・馬の数、見下ろす船団の眺めなど大迫力で、映画館で見て正解だと思いました。
CMでローズ&マリーが言ってた通り、いい男がいっぱい出てきますが、
私がピカイチと思ったのは、赤ちゃんを背負って戦った
趙雲(
フー・ジュン)です。
義に厚い男でしたねー。めちゃ強いです。かっこいいです。
劉備のチームは顔ぶれが楽しい。
関羽(バーサンジャブ)は ひげと眉毛がすてき。
寺子屋で先生やったりしてました。
張飛(ザン・ジンシェン)は笑えました。声のでかさで敵を圧倒するという。
ワイルドとか逞しいとかを越えちゃってるような見た目です。バリバリモジャモジャ。馬鹿力の暴れん坊ですね。
劉備(ヨウ・ヨン)は真面目一徹イメージだったのに最後のほうで若い子にポーっとなってたのがなんかおかしかった。
さて
金城武が
諸葛孔明役です。常々思うんですけど金城君は中国語しゃべると魅力が増しますね。発音きれいだし、ほれぼれする美声です。
「死神の精度」の時、美貌が絶好調だと思ったけど、今回もね。この映画のハンサム担当は彼でしょ。
孔明って外交官&
司令官的存在で、意外に実際に戦うことはしないんですね。残念ながらアクションシーンは見られませんでした。
孫権(
チャン・チェン)は呉の国で一番偉い人。
孔明に説得されて
劉備のチームと同盟関係になります。
元老院みたいな人たちの反対にあい、苦悩しているので暗いです。虎にやられそうになります。
トニー・レオン=
周瑜の初登場シーンは もったいぶってたな。
音楽好きで、とにかく優秀な武人らしいです。
中村獅童は なかなか良いのではないでしょうか。中国語はどの程度うまいのか分かりませんが、的確に役に馴染んでる感じで、「2046」のキムタクみたいな違和感は無かったです。
甘興という、昔はワルだった人物を演じています。気性が荒そうです。
孫権の妹
尚香(
ヴィッキー・チャオ)は、じゃじゃ馬っぷりが楽しくて かわいい!
女だらけの軍隊を組んで、それなりに活躍してくれます。政略結婚の話が出ていて先行きが心配です。
周瑜の奥さん
小喬(リン・チーリン)は絶世の美女という設定ですけど どうですかね。私にはあまりピンと来ませんでした。でもあのちょっと不幸そうな感じ、好きな人は好きでしょう。
曹操に狙われています。悲劇の予感がします。
曹操は魅力十分な敵キャラと思いました。冷酷なだけではなく面白みがありそうな。姿も かっこいい。
俳優さんは「
覇王別姫」で
レスリーの相方だった人なんですね。(
チャン・フォンイー)
見終わって
三国志のこと いろいろ調べたくなりました。
三国志入門として、もってこいの映画だったんではないでしょうか。
PART2は絶対見るってもう決めています。もちろん劇場で。楽しみです!