「近代日本の巨匠たち」展

10/12(日) 出光美術館で「近代日本の巨匠たち」を見ました。

 

小杉放庵の絵が素敵でした。

特に「山中秋意」という紅葉と鳥の絵、胸がすくようなきれいさです。

「南庭」という猫の絵も好き。子供と遊ぶ良寛さん、サンタクロースの絵も かわいいです。小杉放庵の絵は今夏 日光に行った時にも見ました。

 

月岡芳年の浮世絵も良かった。明治時代にも浮世絵描く人っていたんですねえ。

調べてみたら「最後の浮世絵師」で、「残酷絵」で有名な人だって。へええ。

「けむそう」「あつそう」という絵は ほんとに煙そうで熱そうでした。煙そうな表情がいい。色っぽい。

あと、赤ちゃんを抱っこしたのと、「散歩したそう」っていうのがありました。

なんだかユーモラス。そして色使いが非常にきれいです。

今回残酷な絵は無かったです。お灸は熱そうでしたけど。

 

仙厓は初めて見ました。

いたずらがきみたいな絵ですけど 仙厓という人えらいお坊さんだそうですから、きっと深ーい ありがたい教えが込められているのでしょう。

絵もさることながら、添えられた言葉がまた、脱力モノでした。

「あの月が落ちたら おれが拾います」   ・・・・・深いのでしょう、きっと。

深いことは分からなくっても かわいいことは確かです。

こういう絵を昔から愛でてきた人々も かわいいやーと思いました。

 

あとは すごーく精巧な竹籠、すてきな蒔絵の箱、すてきな花瓶、すてきなお皿、

すてきさが分からない工芸品を見ました。焼き物の かけらの部屋も見ました。

唐突にムンクとルオーが有ったりしました。

 

茶室横にタダでお茶が飲める休憩所があり、おば様方で満席でした。

ここから皇居が見渡せて、景観がいいのです。

お堀に、白鳥型のボートかな?と見まがうほど でかい白鳥が浮かんでいました。

 

いつもはどうか知りませんが、この日はおば様率高かったです。

かしましく、でも とっても楽しそうでした。

 

 

 

出光美術館ホームページはこちら

 

 

丸の内界隈では牛祭りをやっていて、あちこちの道端に牛のオブジェが立っていました。

特に探さなくても5~6頭の牛に出会いました。

丑年生まれとしては見過ごすわけにはいかず、何頭か撮影してきました。

あ、このイベント「カウパレード」というそうです。

 

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 あっちにもこっちにも牛

 

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