9/7(日) ブリヂストン美術館に行ってきました。
「美術散歩―印象派から抽象絵画までー」と題してこの美術館のコレクション展をやっていました。
まず、今日の展示の中では番外編ですが、古代美術のお部屋が素敵でした。
エジプトやギリシャの彫刻・工芸品が集めてあります。
うす暗く ひっそりしてて照明がきれいで いい雰囲気です。
制作年が平気で紀元前~世紀とか表記してあり、気が遠くなる感じでした。
昔の人々に対して畏敬の念に打たれます。
私が気に入ったのは器に描かれた男女図と 壁の一部?に描かれた 水場に駆け寄る2頭のお馬さんの絵です。可愛くって、今の時代でも十分使えそうな しゃれた絵柄だと思いました。
あとライオンの彫刻が かっこよかった。
「印象派から~」の美術散歩ですが意外にもすごい作品の数でかなり見ごたえありました。
シスレーの風景画が2点有り、どっちも好きでした。
地味なイメージしか無かったけど、実物を見ると良い絵です。
森へ向かう農婦の絵は、日向と日陰のコントラストが強くて、意外な感じがしました。
二人のピエロ。ルオーの絵と ピカソの彫刻。どちらもなんとも悲しげでした。
特にルオーのピエロは今にも泣きだしそう、涙がこぼれそうに見えました。
うまい絵とは思わないけど釘づけになりました。
ドニの「バッカス祭」 にぎやかでカラフルで きれい。好きです。
この画家のほかの絵も見てみたいと思いました。
アンリ・ルソーは好きだけど本物を見たのは意外に始めてだったかも。
やっぱりかわいいなー。
抽象画の良さって何だろ?わたしには さっぱりです。
一応見ますがサクサクっと通過します。すぐ忘れてしまいます。
マリー・ローランサン 苦手だった。少女趣味すぎて。東郷青児と ちょい似てる?
日本の洋画家の作品もみられました。
明治~昭和初めって一番面白い時代だと思います。
藤田嗣治の2枚の絵が好きでした。物色中の猫と さっぱりした部屋。
それぞれタイプは違うけど モダーンなかんじ。
佐伯祐三はいつ見てもかっこいいです。
どこかで自画像をみたことがあるけど ちょっとどうなのか!って思うくらいかっこよすぎでした。
ブリヂストン美術館には初めて来ました。都会の真ん中だし ビルの上のほうだし もっと小ぢんまりしてるのかと思ってたら違いましたね。よくこれだけの作品を集めたものだ。石橋さんってすごいですね。また来よう。
石橋さん 美術館も作ったけど地下足袋も発明したんだって。えらい。
そういえば小学生の頃ブリジストンの自転車工場見学したことあるよ。