「瞳の奥の秘密」
1/3 文芸坐で見た2本立てのうちの一本目
アルゼンチン映画観たの初めてかも。アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作なので品質は保証付き。
ある殺人事件から始まった、過去に決着をつけられなかった人たちの物語。
思いのほか重かった。
いろんな要素を持った映画だけれど、見終わって1番考えたのは、被害者の夫の生き方についてだった。
とても痛ましかった。もっと前向きに生きてほしかったけど、大切な人をあんな風に奪われたら、その無念さは他人には計り知れないものがあるだろう。
主人公ベンハミン役の役者さん、すてきですね。彼と上司の女性との恋物語は美しく、救われる思いがした。
ベンハミンの部下の酔いどれおじさんも良かった。
コミカルな人だけど、彼が最後にとった行動は感動的。